競馬コラムニストの競馬コラム(年別)

北野義則の競馬コラム「実録 二億円事件簿」

[最終更新日]2015/05/15

2014/01/19

 やっぱり間違いは潔く訂正するべきである。JRA賞の話だ。

 昨年の年度代表馬は、海外を含むGⅠ4勝のロードカナロアである。2位のオルフェーブルに140票の大差。となると最優秀4歳以上牡馬も同馬になるはずだが、何とオルフェのほうだった。ほぼ100人の記者が、4歳以上牡馬部門でオルフェに乗り換えている。

 1年を代表する活躍をしたのは昨年5歳のロードだが、4歳以上でもっとも優秀なのはロードじゃないというわけだ。これはもう日本語の間違いであり、どんな解釈も通用しない。関係者に質問したが、明確な回答は得られなかった。

 当たり前だが、代表馬が古馬だった時、4歳以上牡馬が別の馬になった例は過去に1度もない。前例のないことをするなとは言わない。しかし、「迷った時は山分け」という悪しき前例は、今後の言い訳になる。「歴史のページ作り」という重責を担う280人の委員は、説明できる投票をするべきである。

 ついでに、3冠の勝ち馬も天皇賞馬もJCホースも不在のグランプリなど、もういらん。堂々と出て圧勝したオルフェには特別賞がふさわしい。

北野義則の競馬コラム「実録 二億円事件簿」

[最終更新日]2015/06/16

2014/01/12

 忘れもしない16年前の春。ボクはあるラジオ番組にゲスト出演した。皐月賞予想。パーソナリティが、早速、展開予想から始めよかと言った。

「まず、大外引いたサニ―ブライアンが玉砕覚悟で逃げよるわなあ。こいつがバテたとこに…」

 悪いけど、いきなりボクが割り込んだ。

「いや、それがバテませんねん。そのままっ。」
「んな、アホなっ。話、進まへんがなっ」

 鋭く突っ込まれたが、その予想が当たる。11番人気サニーブライアンの逃げ切り勝ちだ。これに驚いた彼は、ボクの大穴予想に耳を傾けてくれるようになる。再びゲストに呼んでもらい、今度はサシで単勝当て対決だ。もう、ムチャクチャな馬を出し合い、互いに突っ込み合いながらゲラゲラ笑った。公共電波の私物化もいいとこである。

 彼こそが、やしきたかじん。何でもとことん面白がる豪傑だった。

 彼に頼まれ、「たかじんのイギリス競馬紀行」という特番の企画書を書いたが、日の目を見ないまま、彼は逝ってしまった。無念である。心からご冥福をお祈りするとともに、彼に学び、「豪快に」WIN5を炸裂させて墓前に報告したい。

北野義則の競馬コラム「実録 二億円事件簿」

[最終更新日]2015/06/16

2014/01/05

 賀正。
 ほんま、イヤになる。何がてアンタ、去年の収支を計算したら、プラスなのだ。ただ、WIN5の投資分を除けばの話である。負債額はオゾましくて書けない。2億獲って笑い話にするけどっ。
 というわけで、今年は厳しくいくぞ。厳しくで思い出したが、最近の調査で、体罰をして処分を受けた公立小中高校の教員が1年で2253人と過去最多とか。もはや処分だけでは解決しないと気づいた教育委員会は、アメリカの手法をまねて「6秒ルール」を導入するらしい。生徒にカッとなっても反射的にしばかず、6秒待つんだと。6秒は怒りの衝動が収まる時間の目安だそうで、その間に、必要な怒りとそうでない怒りとの線引きをして体罰を防ぐとか。
 ほんまでっかいな? カッとなった瞬間に「いや、6秒、6秒」などと自分に言い聞かせ、競馬で言えば1/2F分もの長い間、我慢できるのか?
 ならば、頂きである。WIN5の1発目でやられてもカッとせず、6秒だけ我慢して冷却だ。熱くなって2発目のレースに3連単を買い足す愚行も、これで回避である。やや手遅れ気味ではあるが、今年から採用っ。