競馬コラムニストの競馬コラム(年別)

2010/3/20

[最終更新日]2010/03/20

 最近、3連単で224点張りすると、10万以上の馬券がよく当たることが分かった。弟子どもが、金にモノゆわして反則だと言う。ならばと共同戦線を持ちかけたら、半分はキツいので10円分だけ分けろと言い、10万当たると1万円を分配されて満足していたりするのだ。

 何かの文献で読んだんだが、古代の落書きにも「近ごろの若いモンは…」という表記があるんだそうだ。それでも言わせてもらうが、近ごろの若いモンは根性がない。もっと張れよ。それと、麻雀を知らんヤツが多い。悪い遊びは覚えなアカン。

 うちの我流塾には、テレビ界を目指す若者が全国から集まってくれる。遠方組は一晩だけ大阪で泊まるため、授業が終わったらすることがなく、ボクと麻雀を打ち、馬券談義をして夜を過ごす。近ごろの若いモンでも、見上げたヤツはいるのだ。

 卒業生には「ケンミンSHOW」でディレクターをやってる者もいる。今、第4期生を最終募集中。すぐ決断するように。

2010/3/13

[最終更新日]2010/03/13

 ウオッカの引退が発表された。G1 7勝のうち5勝が牡馬との混合戦。偉業であり、これは挑戦し続けた関係者の偉業でもある。

 気に食わないのはヴィクトリアマイルに2度も出たことで、ボクは同レースの創設に雑誌で異論を唱え、論争を巻き起こしたことがある。反対理由は、牝馬限定のG1を作ると、牝馬がそちらに回ってしまうからである。馬主にも牧場にも都合のいいG1かもしれないが、それでは名牝は生まれない。

 レースがあるから、そちらに回るのだ。なければ牡馬と対決し、第2、第3のウオッカの出現となる。そうなれば牝馬のレベルも価値も上がり、牡馬に負けない値で売れるのだ。

 限定G1は悪循環の起点でしかない。初めから牡馬との力関係を決めつけている関係者は、ウオッカのひづめのアカでもせんじて飲むべきだろう。

 とは言うものの、あんまり強いのばかり出てきてもらっても困る。ウオッカで馬券を獲ったことは1度もないからだ。ほどほどにしてもらいたいものである。

2010/3/6

[最終更新日]2010/03/06

 2月は30万馬券を3発ゲットできた。こんなことはもう、一生ないだろう。

 軸はすべて角田騎手で、厩舎開業資金を必死で稼ぐだろうと読んだら、当たった(関係ないかも)。やはり節目は勝負だ。来年の2月が待ち遠しいぞ(消極的かも)。

 ヒシミラクルで儲けさせてもらったり、ボクの中では彼に対する好感度が高く、とりわけ、ジャンポケを降板させられ、後に再び依頼された時に辞退した男気に惚れた。調教師としても一発かましたれ!

 一方、同時に引退した玲奈ちゃんは、うまい下手以前に、チャンスさえ与えてもらえず気の毒だった。誰が何と言おうとそうであり、そこにジェンダー的な概念がなかったと言えばウソになる。

 今年も新人がデビューする。免許を与えた以上主催者は、所属厩舎によって運命が決まるというくだらないことがないよう、監視すべきだ。

 ガンバレ、新人!これだけ言うたったから、このおっちゃんから金奪っていくなよ。

2010/2/27

[最終更新日]2010/02/27

 先週、イギリスで、英史上最高額となる、日本円で79億円の宝くじ当選者が出た。共稼ぎ夫婦に当たったが、二人とも仕事をやめるとか。つまり、二人ともアホになるということだ。勝手にしろである。

 宝くじでデカイのが来た場合、他人にしゃべるかどうかで大議論になった。うちの事務所では、しゃべりそうなヤツが半分、黙っていそうなヤツも半分いる。

 しゃべると当然たかられるが、皆に賞賛され、新しい友も得るかも知れない。黙ってると金はまるまる残るが、得る物はまさに金だけ。しかも、万一バレた日にゃ、即刻クビだ。どっちが得なのかは、実に微妙である。

 ボクは先週、やや大きい馬券をゆわしたが、早速漏らしてしまったためにハチの巣状態。弟子どもにはスシを、秘書のオネエにはケーキを死ぬほど食われた。で、皆から温かい笑顔を得たわけだが、それがいったい、何の得になるというのだ。

 もう絶対にしゃべらんぞ。陰険に生きていくと決めたのである。

2010/2/20

[最終更新日]2010/02/20

 4年ぶりの今回もまた、冬季五輪のカーリング中継を見て徹夜である。知能と体力の両方がいるバカではできないスポーツがボクは好きなのだ。

 4年前、当時リーダーだった小野寺歩ちゃんにファンレターを書き、ブランドもののボールペンを添えて送った。

 返事が来ないとぼやいていると、「何をド素人みたいなことを。来るわけないやろ」と皆にボロクソ言われたが、2ヵ月ほどして、自筆によるお礼の手紙と、競技中の拡大生写真がサイン入りで届き、皆がボクにヒレ伏しよった。今もボクのお宝なのだ。何でもやってみるもんである。

 お次はテレビのプロとしての自慢だが、上村愛子ちゃんとは局で話したことがある。台本で彼女のセリフも書いた。向こうは絶対忘れてるが、それはどうでもいい。かなり入れ込んで応援したが、痛恨の4着だった。

 ほんま、4着というのが一番つまらんのだ。次こそがんばれ! ボクも3着目指すからな。3連単の話だけど。

2010/2/13

[最終更新日]2010/02/13

 ボクの場合、読まないのに買う本というのがある。切り口が斬新で、「こいつはやられたっ」という本だ。著者に敬意を表すため、1冊買うのである。

 先日買ったのが「世界でもっとも阿呆な旅」。30代の青年が、国内外を問わず、珍地名の町だけを訪れたルポである。海外編では、スケベニンゲン(オランダ)、エロマンガ(オーストラリア)、オナラスカ(アメリカ)、キンタマーニ(バリ島)などで、国内編は鼻毛、下野毛、首切峠、血流川など、合わせて100ヵ所以上訪れている。

 真剣であり、写真も素晴らしい。あまりのくだらなさに感服すると同時に、ボクも自身の旅テーマを探していただけに、やられた感が強いのだ。

 「あんたの場合、やっぱりバクチ旅しかないんちゃう」と嫁ハンは言う。
 「そんなもん、旅打ちとゆうて、誰でもやっとる」
 「けど、お金スッて、そのまま帰ってこないというのは斬新かもよ」

 なるほどなぁ・・・て、感心してる場合か。

2010/2/6

[最終更新日]2010/02/06

 先週の土曜日、うちの組の若頭に初仔が生まれた。大変めでたいことである。

 去年も、別の若いもん2人に初仔が生まれており、うちは今、空前のベビーラッシュなのである。やっと、まともな会社になったようだ。

 結婚なんて子供なんて何がええんですかなどと寝言をほざいとった連中が、今や赤ん坊を抱いて目尻を下げるメロメロ・パパだ。

 いまだに、結婚も子供も要らんとシタリ顔で屁理屈こねてる人は、恥を知るべきである。経験もせんままガキみたいなこと言うなと。落とし穴を掘ってでも、まず相手見つけてみろと。

 そして嫁サンに気ぃ遣い、子供の将来も考えながら、隙間を縫うように苦労して馬券買うてみろと。

 ほんでもって日曜日、嫁サンから子供を預けられ、こっそりと馬しかいてない動物園に連れていってみろと。

 アホほど馬券買うてる独身貴族どもめ、早よ結婚せえよ。ほんま、うらやましい。

2010/1/30

[最終更新日]2010/01/30

 先週土曜の夜は競馬グループ7人で飲み会があり、例によって共同馬券を購入すべく、大検討に入った。

 狙いは中京メーンの名鉄杯。いつもは各自1頭ずつ推奨の3連単7頭ボックスだが、今回は1着全通り、2着と3着に5頭ずつの変則フォーメとした。16頭立てなので280点張り、一人4000円の投資である。

 何でそんな奇妙な馬券かと言うと、このメンツは穴党すぎて、いつも身勝手な穴馬ばかり推奨するあまり、肝心の勝ち馬を逃し、大抵、2着3着4着という最低の負け方を食らうからである。

 防御策はただ一つ。1着欄を全部塗りつぶすことだ。これだと、どの人気サイドが勝っても自動的に当たるし、たとえ最低人気馬が勝っても当たる。完璧なのである。

 結果、2着3着馬は当たったが、よりによって勝ち馬がダントツ人気のエアシャトゥーシュでトリガミである。アホだ。

 しかし、我々の結束は固いぞ。この方式で、死ぬまでには1000万当ててやるのだ。

2010/1/23

[最終更新日]2010/01/23

 先週土曜の深夜、単独、車を飛ばして神戸の東遊園地へ。震災後15年を迎えた鎮魂の集いに参加し、ロウソクを灯して5時46分に黙とうした。

 報道陣が多く、もちろん顔見知りもいたが、今回は一般人に徹した。ボク自身も仕事仲間を亡くしたが、何より、遺族の方々と一緒に犠牲者の鎮魂を祈りたかった。

 凍るほど寒かったが、すごい人出である。ロウソクの火をボクに譲ってくれたり、とにかく皆やさしい。必死で50本ぐらい火をつけた。

 ボランティアの女子高生たちに話を聞くと、防災のほうに進みたいので手助けできればと参加したという。感心する。震災時、彼女たちは2歳で、その記憶はない。そんな子らが夜明け前から頑張って・・・。我々おっさんにも何かできることがあるんじゃないか!

 考えさせられつつ、昼過ぎ、ふと気づけばウインズで仁王立ち。「差せ」とか叫んでいるのだ。

 本当に、何かできることがあるんじゃないかと思う。

2010/1/16

[最終更新日]2010/01/16

 大相撲は今場所、大きな動きがあった。まずは魁皇の幕内通算勝ち星新記録達成。あのウルフ千代の富士をついに抜いた。記録達成時の相手が千代大海で、ウルフの弟子である。で、千代大海がその一番で引退。ようでけた話だ。

 マスコミは魁皇の偉業と讃えるが、どこがすごいのか? 綱取りチャンスもほとんどなく、右上手を封じられたらコロッと負ける。カド番と8勝7敗をくり返し、漫然と星を重ねた(大関の勝ち越しラインは9勝にすべきだ)。千代大海はもっとひどいが、引退したので評価を上げたい。

 反論されても結構だ。しかし、この二人に関しては、勝負が予想できて結果がその通りになるんだから、相撲不人気の戦犯と言っていいだろう。

 スポーツとは、「ワクワクするもの」であるべきだ。競馬もスポーツ。もっとワクワクメンバーをそろえてほしい。そしてワクワクさせた以上は、爆裂配当を提供してほしい。最近、罠が多くて困るのだ。