競馬コラムニストの競馬コラム アーカイブ

2010/2/13

[最終更新日]2010/02/13

 ボクの場合、読まないのに買う本というのがある。切り口が斬新で、「こいつはやられたっ」という本だ。著者に敬意を表すため、1冊買うのである。

 先日買ったのが「世界でもっとも阿呆な旅」。30代の青年が、国内外を問わず、珍地名の町だけを訪れたルポである。海外編では、スケベニンゲン(オランダ)、エロマンガ(オーストラリア)、オナラスカ(アメリカ)、キンタマーニ(バリ島)などで、国内編は鼻毛、下野毛、首切峠、血流川など、合わせて100ヵ所以上訪れている。

 真剣であり、写真も素晴らしい。あまりのくだらなさに感服すると同時に、ボクも自身の旅テーマを探していただけに、やられた感が強いのだ。

 「あんたの場合、やっぱりバクチ旅しかないんちゃう」と嫁ハンは言う。
 「そんなもん、旅打ちとゆうて、誰でもやっとる」
 「けど、お金スッて、そのまま帰ってこないというのは斬新かもよ」

 なるほどなぁ・・・て、感心してる場合か。