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競馬コラムニスト・北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2006

[最終更新日]2006/07/15

2006/07/15

 セレクトセールで6億円牝馬が誕生した。売りに出したノーザンFの吉田勝己氏本人が「信じられない。もう死にそう」と、あまりに率直な感想を漏らしている。

 競ったのは例によって大金持ちのキンコンカン(金子、近藤、関口の頭の文字)3氏と、仲買人グループなどである。

 父がカメハメハで母がトゥザヴィクトリー。父母とも金子氏の馬だし、氏が必死に競るのは分かる。問題は関口氏だ。一気に吊り上げてサッと降り、「あれは冷やかし」なんだと。火付け役に満足顔との報道があったけど、敵陣が「あの男にだけは譲るかぃ」という気持ちになったんじゃないの?

 金は使ってナンボという氏の考え方には賛同するが、冷やかしまでするのかよ。でも敵陣に、1頭の馬にいかに金を使わせるかも駆け引きの一つなんだろう。どっちゃにしろ、うらやましい話なのだ。

 ボクも早く、馬を競る身分になりたいものである。手始めに家にあった古銭をネットの競りに出し、1600円儲けてうれしかった。