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競馬コラムニスト・北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2006

[最終更新日]2006/01/07

2006/01/07

 今年もよろしく。

 昨年も本紙に連載させてもらった有馬記念同時進行小説は、主人公が馬券をまた外しよった。もうはるか過去の栄光だが、一度だけ主人公が1億円当ててしまいよったため、後戻りできないのだ。だから昨年も1億円超えを狙って外したのである。

 年末の橋本忠記者からの電話は笑った。主人公の買い目5点に25万円配分しただけでどれも1億円になるから、小説と辻ツマが合わなくなると言うのだ。で、無理やり買い目を増やしたのである。

 「2万倍馬券もあるぞ。5000円で1億円や。ほんまに買うやろ」。
 「買うに決まってます」。

 かくしてボクは、本当に1億円になる馬券ばかりを買ったのである。

 瀕死(ひんし)の重傷を負ったけど、実感したことが1つある。それは、間違いなく競馬で家が建つということだ。1日あれば。その日が来るまで何とか生き抜いてみたいと思う。