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競馬コラムニスト・北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2005

[最終更新日]2005/09/17

2005/09/17

 今週はセントライト記念がある。セントライトと言えば初代三冠馬。64年前の出来事だ。

 今、そのセントライトの謎に迫る番組を企画中である。調べてみると、この馬は9月の末から実に5連闘し、その5連闘目に菊を勝っている。えげつない話である。かつてオグリのGⅠ連闘が騒がれたりしたが、セントライトに言わせると、そんなもん屁のカッパだということになる。

 今の馬にはスピードがあるが、昔の馬には体力があった。頑丈だったのだ。常識も物差しも時代とともに移ろうが、これも一つの事実として語り継がれるべきである。

 酷使がいいとは思わないが、過保護がいいとはもっと思わない。出るべき馬は出るべきところに出て、もっと競馬を盛り上げるべきであろう。

 今年も正月から「馬券連闘」を続け、討たれては起き上がりを繰り返すボクが言うのだから、なかなかの説得力だ。人間が限界に挑戦しているのだ。馬ももっと走れ。