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競馬コラムニスト・北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2005

[最終更新日]2005/05/21

2005/05/21

 大井で1300万馬券が出たが、獲ったじいさんは出目で当てたそうである。そうなると、凄いとも何とも思わない。

 出目論とは、競馬という推理ゲームに疲れ果てた末の、敗北宣言にほかならぬ。まっとうな推理が通用しないから白旗を挙げ、出目に走るのだ。

 例えば中京芝の短距離戦という特質に馬場状態と脚質を考慮して①を買い続けるのと、出目で①を買い続けるのとでは意味が全然違う。つまり出目論とは「論」でも何でもなく、その根拠に論理も説得力もないのである。

 なのに、KTVで競馬実況をしているO安とかいう若造は、出目の統計なぞを取っている。ムカムカするので酒場に呼び出し、一晩かけて人格まで否定するほど説教してやったら、大いに反省しよった。よろしい。

 今週からヤツの実況は若々しくなり、声の張りまで変わっているはずである。今度、出目で大穴獲ったら許さんぞ、うらやましい。