2008/04/12
道頓堀のくいだおれが夏に閉店すると発表し、全国レベルのニュースになっている。
幼い頃、あのくいだおれ太郎の前から一歩も動かず、眉毛を動かしながら太鼓を叩く真似をした奴はボクだけではないだろう。
そんな無邪気だった少年が、後に太郎の前を軽く素通りして東へ歩を進め、道頓堀場外に入り浸って私服警官に補導されるとは、親も想像できなかったことと思う。
関大・宮本教授の試算によると、その経済効果は実に年間16億円とか。観光客の約6割が太郎を見る目的で戎橋商店街に来ているらしいのだ。
マーケティングて結構単純であり、それが逆に奥の深さを感じさせる。
競馬場も馬券大明神的な、ガリバー旅行記級のどでかいキャラクターを門の前にデデーンと立たせ、名物に仕立てて集客を計ればいいと思う。
名前は「仁川名物・馬券買いだおれ太郎」なんてどうだろう。もうとっくに買いだおれてますという突っ込みも予想されるけど。