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競馬コラムニスト・北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2008

[最終更新日]2008/03/08

2008/03/08

 先週は引退調教師馬券でえらい目に遭った話を書いたが、今回は新人騎手馬券でえらい目に遭った話で攻めてみたいと思う。

 美浦の河野厩舎からデビューした三浦騎手は、いきなり特別勝ちとお見事。騎乗馬は条件がそろったわりに6番人気とおいしく、普通なら大勝負する馬だ。それを1円も買わなかったのは新人だったから。以上。

 本人はチャンスをくれた関係者に感謝したいと謙虚に語っていたがまさにその通りで、勝負がかりの特別戦で新人を起用する器の大きい関係者は今どき奇特である。

 同じ日に内田博騎手も”新人”デビューしたが、2日で21クラも乗っている。その実力は認めるが、これは、関係者がいかに中央の若手を信用していないかの証拠。関係者、特にオーナーの多くは、自分たちの業界に対する投資感覚に乏しい。いい馬に乗せて成功も失敗もさせて育てるのが義務だというものだ。

 われわれにだけアホほど投資させるのは、どう考えても反則である。