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競馬コラムニスト・北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2007

[最終更新日]2007/07/22

2007/07/22

 村上ファンド前代表の判決は、軽すぎる。11億余りの追徴金は求刑通りだが、そもそも求刑が甘いのだ。  

 犯行で得た利益は巨額であり、本人がバクチで使い切ったんならいざ知らず、持っているのにハク奪しないのは市場原理にそぐわない。仮にボクが偽造馬券で50億払い戻して逮捕され、罰金10億取られて、あとは2年の実刑でチャラだと言われたら、ラッキーっと指を鳴らすだろう。2年お勤めして40億残るんなら、控訴のしようがないのである。

 懲罰とは文字通り、懲らしめ、つまり本人にとって著しく苦痛を伴うものであるべきだ。なのに昨今の競馬界では、降着になった騎手の騎乗停止日を任意で選ばせ、G1には乗れるシステムを提唱するアホな評論家がいたりする。それじゃ「懲りない」でしょ。

 ウチでも馬券で負けたら厳罰を科してくれんかなあ。帰宅禁止とか(ラッキーだったりして)。