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北野義則の競馬コラム「実録 二億円事件簿」

[最終更新日]2015/05/15

2014/02/23

五輪は楽しめた。ソチとの時差が頃合いで、朝刊を読んでから寝て、昼にモゾモゾ起き出す夜行虫のボクには実に有利な展開。必ずライブで堪能できた。

 圧巻はクロスカントリー。距離があるわりに、最後まで競り合いになるのが魅力である。マクリや仕掛けどころが勝負であり、スキー板の先端部分を並べた写真判定もある。競馬と同じである。

 各種スプリント競技は微差の決着であり、そこから生まれるドラマがたまらない。馬券が売られていないのが幸いで、もし100分の1秒差でそれがパァになった場合、誰もが倒れるだろう。  感心したのはスピードスケートの「救済措置」で、これはいい措置だ。ソチだけに。予選で不利を受けた選手は敗退とならず、救済されて次に進める制度で、実に理にかなっていると思う。

 対して、理不尽なのは競馬である。斜行や落馬のアオリを受けた馬に投票していた人向けに、救済措置を導入して買い戻してほしい。ついでに、熱くなってアホな馬券を買った人にも、反省次第で救済措置をお願いしたい。もはやそこぐらいしか、すがるところがないんだから仕方なかろう。