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北野義則の競馬コラム「実録 二億円事件簿」

[最終更新日]2015/06/16

2013/06/02

 ダービーはいいレースだったが、コディーノの乗り替わりだけは気分が悪かった。ずっと横山典弘騎手とのコンビで駒を進めたのに、本番でいきなり交代。いかなる理由があるにせよ、そんなのはどうでもいい。これは誤りであり、こんなことを繰り返したら、ファンも離れていくだろう。

 GⅠは、人馬一体で栄冠を目指す本気の勝負である。ファンはその「人馬」の足跡を検討して馬券参加しており、「走らせる側の勝手だろ」では済まされない。誰に肩入れするわけでもないが、後味が悪くなることはやめてもらいたいものだ。

 当日はグリーンチャンネルで観戦したが、解説の岡田繁幸さん(マイネル軍団の総帥)がキズナの生産者を祝福しつつ、「先を越された」と冗談めかして言っておられたのが印象深い。

 ぜひ助言したいが、眼力世界一の岡田氏がダービーを勝てないのは、馬名のせいだ。マイネル何とか…は馬が多く、どれも同じに聞こえる分、一般ファンのテンションが上がらない。冠号を取り払い、「キズナ」のように、世界中の思いが乗り移るような馬名でダービーを勝ってほしいものである。