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北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2012年

[最終更新日]2015/06/16

2012/09/15

 阪神の金本が引退を表明して大ショックである。ボクに相談してほしかったなあ。代打でもやれるし、併殺打が多い新井貴浩に「全力で走れっ」とベンチから声を掛けてくれるだけでも1点違うのに。

 彼はフルイニング出場のことより、1002打席連続無併殺打という記録のほうを誇りに思うと言った。偉い。常に全力疾走。それこそが本物のプロなんだよと、これは彼の苦言である。仕事で手を抜く奴は彼の爪のアカを生で食らうべきだろう。煎じるのも失礼だ。

 何と言っても今の若者にかみ締めてほしいのは「2割3割の喜びを追い続けて、7割8割苦しんだ野球人生だった」という名言である。

 ちょっと苦しいことがあったら、「辞めます」。何ぬかしとんねんっ。こちとらえらい迷惑じゃ。「社風がボクには合いません」。お前が合わせろよっ。「お前の人生や。自由に生きなさいと親に言われました」。親、連れてこいっ。

 ついでに、1勝の喜びのために19敗する、金本より壮絶なボクの馬券人生も見習いなさい。