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北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2012年

[最終更新日]2015/05/18

2012/08/11

 五輪で何が感動するって、メダルをゲットした選手とコーチが泣いて抱き合うシーンである。年齢とともに肛門の括約筋と涙腺が緩んでいるボクなんか、もらい泣きの洪水だ。

 コーチにしても至福の瞬間であろう。うちにも弟子がゴロゴロいるが、スポーツはせんし、かと言って文学賞を獲りよるわけでなし、エッセイ大賞も俳句の金賞も何も獲らんし、司法試験に合格するわけでなし…抱き合うきっかけすらない。生まれ変わったら五輪のコーチになってやるのだ。

 レスリングを見ていて初めて知ったのが、バターのような箱をマットに投げて直訴する「チャレンジ」なるもの。判定に抗議し、却下されれば相手の得点になる、まさに賭けである。競馬でも使えんか。軸馬が不利を受けて馬券がパァになった時、コースに箱を投げて審議を要求するのだ。却下されれば、財布没収。

 浜口京子が残念だったが、親父の戦略にブレがないのには感心した。今回も、「気合」である。その通りだ。馬券も気合だけでガンガンいくしかなかろう。暑いし。