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北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2012年

[最終更新日]2015/06/16

2012/07/21

 6月10日東京8Rの審議結果に抗議した小島茂師が、裁定委員会に上訴を却下されて今も納得していないらしい。あるアンケートでは、実に9割のファンがあの裁決は不当だと答えている。そんな判定を放置して、そらファンも離れていきますわ。

 あるトップジョッキーは「野球でも後で見たら誤審もあるが、スポーツは審判が絶対」と言っている。こんな驚愕発言が出るのは、野球や相撲と違い、日本競馬がファンの賭け金で成り立っていることにまだ気づかないからであり、主催者の教育不足は明白である。
 ボクはかつて拙著「日本競馬7つのバカ」の中で、「裁定委員会という名の最低委員会」と書いた。そもそも胴元が審判をやってること自体がおかしいのに、その上訴機関が主に同組織で構成されていたのでは、判定の覆しようがなかろう。

 少なくとも「あいまいさ」さえ排除すれば、ファンは怒らない。ボクなら裁決結果の発表文だけでも、物書きとしてもっと緻密に明快に書く。理事長のご指名をマジでお待ちしております。