競馬コラムニストの競馬コラム アーカイブ

北野義則の競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」2012年

[最終更新日]2015/05/18

2012/03/17

 羽曳野の中学教師が福井に出張した際、出張の翌日に配布が迫っている通信簿を現地まで持ち込み、こともあろうに競艇場で採点していたというニュースが報じられた。

 成績をつけ間違ったり数字のゴム印を逆向きに押すミスが数ヵ所あったというが(外れ続けて冷静さを失ったのか)、まったく不謹慎な教師であり、生徒らの親は、彼を絶対に許してはならない。

 しかし、ボクは親じゃないから許す。福井まで来た以上、ボートをせずには帰れないその気持ちが、痛いほど分かるからだ。久々の、痛快なバクチ打ちの登場である。通信簿をつけなくてはならない教師としての責任感と、舟券を買わねばならないバクチ打ちとしての義務感。この板ばさみに悩んでの行動であろう。

 ボクだって昔、競馬場で馬券に集中しすぎて幼い娘を迷子にさせたり、場外に急ぐあまり、娘をデパートのペット売場に置き去りにしたことがある(嫁ハンに烈火のごとく怒られた)。

 バクチには愛嬌も必要だ。程度もんだが。